中国へ―平和と友好の旅

初めての海外旅行、中国

東北地方を北から

ハルピン サン・ソフィア教会

 市会議員の小林義和さんに誘われて、日中友好協会が計画した中国への「平和と友好の旅」の一行に加えてもらった。私にとっては、なんと始めての海外旅行である。かねがね行きたいと思っていた中国だから、思い切って参加を決めた。

 団長は長野県事務局長の北原さん、女性は私を含めて三人、十四人の一行は十月十三日朝、北京経由でまずハルピンに向かった。今回は、ハルピンから長春、瀋陽、撫順、北京へと、旧満州国(中国では「偽満州」、偽りの満州と呼んでいます)を北から南下するコースだ。

 731部隊の陳列館、東北烈士記念館、撫順の戦犯管理所、平長山遺骨館、柳条湖、盧溝橋など、日本の中国侵略の戦跡をたどり現地の方と交流することが目的だった。

 また、発展を遂げている新しい中国ものぞこうと、「中国のシリコンバレー」と呼ばれている中関村にも短時間だったが足を運ぶことができた。途中予定変更して、北京まで行ったのだからと計画にはなかった故宮も見学、万里の長城にも上ってきた。

 中国は、その急成長では世界が注目している国、日本との関係では、北東アジアの平和のため、友好関係を作る努力が求められている国でもある。

 せっかくの一週間の中国旅行、忘れないように、私が感じてきたままを書き記してみた。