コラム―散歩道

なんとしても共産党の躍進を  ・・・ ある日の演説から・・・

皆さん、こんにちは。中野さなえです。

夏の選挙は暑さとのたたかいですが、心もいっそう熱く燃やして、全県を走っております。ぜひ、支持してくださる層も、厚くしていただいて、井上さんはじめ5人の比例候補はもちろん、私を押し出していて抱きますように、よろしくお願いします。

まず最初に年金の一億円レター作戦、共産党の提案が実現したことを、喜びたいと思います。全うな要求の世論と共産党の力で、政治を動かしました。「小さくたって力持ちの共産党」がまた、証明されました。国民の立場に立った解決を目指してまいります。

しかし、社会保険庁の解体・民営化が強行採決されました。許しがたい暴挙、暴走を続ける自民・公明の政治に、厳しい審判を下す選挙にしようではありませんか。

発達相談員として いじめはゆるさない

さて、私は中央病院で20年間、発達相談員として働いてきました。

どんなに重い障害があっても、どの子も、限りなく伸びる可能性があります。私は、どの子の力も引き出してあげる条件をつくりたい。

でも、諸害があると、そのための、本人と家族のご苦労は大変なものがあります。

頻繁な病院かよい、小学校に入っても送迎が必要な子もおり、遠い学校へお母さんの毎日の仕事です。そのため、生活が困窮していても、働くに働けない状況もあります。

大きくなって自分でバスに乗って通うときは、一緒に何度も練習した後、わからないようにあとをつけて見守ります。

信号青でちゃんとわたれるか、バスには間違いなく乗れるか、見届ける毎日です。

こんなふうに苦労してやっと卒業、でも働く場がない。

みんなで苦労してお金を集めて作った作業所、補助金も少ない経営も大変、給料も5000円くらいしかもらえないけれど、でも、仲間がいる、働ける、だから、苦労でも頑張ってきました。

そこへ、障害者自立支援法です。働くために、給料より高い利用料を出せと言うのです。

お年寄りも泣いています。来年からまた75歳以上のお年寄りには、あたらしい医療保険制度で、保険料を介護保険料と同じように年金から天引きするよていです。

こんないじめは許しておきわけにはいきません。

根っこにはお金の問題

6月、また住民税の増税でした。

選挙がおわったら、またまた消費税の増税が計画されています。

もういい加減にしてよと、どこでも怒り爆発です。

年収100億円もある途方もない大金持ちの税金はまけてやり、アメリカの軍部再編に3兆円出して、米軍兵のグアムに作ってやる住居は一戸、8000万円です。その上、淺川ダムのような無駄使いを全国各地で湯水のように使っています。

なんの努力もしないで

大体皆さん、何の努力もしないで、政党助成金、企業献金を、億という単位で懐に入れるのですから、金銭感覚が麻痺するんじゃないでしょうか。

事務所費問題も、政務調査費のでたらめな使い方も、談合問題も、無駄使いも、根っこはここにあります。

一週間分の食費にも匹敵する、一本5000円の還元水だなんて、うそにしても庶民には発想すらできることではありません。感覚がずれています。

みなさん、この献金をもらっていないことが、国民のほうに顔を向けられるかどうかの「決め手」、逆立ち税制をただし、無駄使いを基部しくチェックし、人間らしく働くルールを作る、これができるのは確かな野党、日本共産党です。

共産党と一緒に暮らしをまもってゆこうではありませんか。

庶民増税反対を言っているのは、共産党だけです。

憲法・平和

さて、安倍首相は憲法を変えるといっています。ねらいは九条、アメリカと一緒に戦争させようと言うわけです。

靖国派の人たちは、あの戦争が正しかったと歴史も改ざんして、平気で教科書も変えています。

でも、こんな考えは、国民からも、世界からも、大きな批判、孤立しています。

集団自決問題では、沖縄県議会は全会一致で意見書を採択しました。

従軍慰安婦の問題では、アメリカの議会も日本政府に謝罪を求める決議をだしました。

アジアを中心とした、東南アジア友好条約では、世界の人口50数パーセントの人が入っていて、平和外交で仲良くやっていこうと言うのが、世界の流れになっています。

憲法九条は世界の宝です。

燎原の火のように広がっている、草の根の平和を守る願いの皆さんと力を合わせ、九条を守るためには、一歩も引かずに頑張ります。

私も、心をこめて、全県くまなく、力いっぱい、全力で、そして笑顔で頑張りぬきます。みなさん、よろしくお願いします。

(2007年6月29日記)